娘の前で泣き、その涙を長女がふいた朝。
本業の仕事が終わり、一旦うちに帰り、シャワーを浴び、夜勤のバイトに行く。
1週間に一度は、このバイトを夕方から朝9時まで、生活するためにする。
夜勤が終了し、叔母から三女の病院受診の件で電話があった。
「あんた連れて行きや。」と。
一睡もせず、丸二日働いている私にそんなこと言うか?
ましてや、親になにも言わず、自分のやりたい事ばかりいうてる三女に、私は睡眠時間を削ってまで、受診につきそうつもりもない。
「保険証は?」
でたよ、何回聞くねん。
なくしたって言うてるやん。再発行してもらってるやん。
というと、「あんたしっかりしいや。大事なものやねんから、管理せんと。」と。
夜勤で体が疲れているところに輪をかけて、精神的なダメージをくらい、私の気持ちは崩壊した。
家に帰ると、長女と次女がいた。
泣きながら、最近のお気に入りのシリアルを食べていると、自然と涙が出てきた。
そこに登場したおば。
なくしたくて、なくしてるわけではない。病気のせいだ。というと、
「根性がないからや。」と言い放った。
私の目から涙があふれ出た。
病気があるのに、眠いのに、体調も悪いのに、なぜ生活の為に働きに行っているのに、こんな事を言われないといけないのだろうか。
一番落ち着く家でこんなこと言われると、私の居場所はない。
そんな愚痴を言って泣いていると、長女が私の首にかけたタオルで涙を拭いてくれ、背中をポンポンしてくれた。
優しい娘に育ったことをうれしく思ったが、彼女もいろんな苦労をしただろうと思う。
娘がいるから、おかんはがんばれるのだ。
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